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温泉設備情報コーナー

温泉掛け流し?それとも循環式?

温泉掛け流しか循環方式か、建前からいうと当然温泉掛け流しが当たり前という事になります。温泉は湯水のごとく湧き出た温泉を浴槽に使用してる物だと当たり前に思っているのが温泉利用客の一般的な考え方です。しかしながら、各施設において現状で確保されている温泉だけで浴槽を適温に保ち、ふんだんに使用しながら運転する事は可能でしょうか?大規模の内風呂、露天風呂、その他のアトラクション的な浴槽(ジェット・バイブラ浴槽など)などが多い施設が多い中で恐らく7〜8割の施設が、温泉掛け流しにするだけの温泉量を確保していないというのが現状です。従いまして建前通りかけ流しの浴槽にするためには、大半の施設で浴槽の規模を縮小しなければ対応できません。マスコミの報道や旅行エージェント会社の掛け流しか循環式かのアンケートによる施設の格付けなどを考えますと是が非でも掛け流しにしたいということになりますが、いかんせん温泉量の増量という問題もおいそれと解決できるものではありません。厚生労働省のレジオネラ防止指針、各都道府県の条例でろ過循環設備の使用は認められております。しかしながら定められた滅菌対策を行なった中での稼動ということになりますので、特に各都道府県により条例内容に若干の違いがありますので充分な確認そして管理が必要です。また、一口に循環方式と言っても温泉の使用量の面から考えると、循環追い炊きが主で殆ど新しい温泉の流入がない場合と、循環は行なっているが温泉が豊富にあるために新しい温泉のみで運転がまかなえ、非常の場合(温泉現地のポンプ故障、引湯管の故障、メンテナンス時など)のみに追い炊き回路への切替え、給湯の補給などを行なっている場合、またその中間程度の場合と、千差万別です。温泉が豊富にある場合の循環方式を、温泉掛け流し方式、循環方式に加えて正式な(公的に使われている)言葉ではないようですが“循環、掛け流し方式”と呼んでいるところもあります。(少なくとも一日当たり浴槽容積の2〜3倍の温泉が供給可能である)循環、掛け流しのメリットは、滅菌管理は行なわなければならない中で、大勢の入浴者の場合どうしても浴槽底面に綿ゴミの様な汚れの塊ができ安いが、循環ろ過をしているために解消できる。特に大きな風呂の場合、場所によってあるいは深さ(浴槽下部、上部)によって温度差ができてしまう事があるが、循環しているためにこの温度差ができにくく、浴槽の温度管理がシビアに出来る。源泉地の故障など非常の場合でも、追い炊き設備があれば切替えることにより浴槽を休止する事無く運転できる。いずれにしましても大半の温泉施設が供給温泉量に対して浴槽規模が大きく、なかなかしたくても掛け流しにできないという現実がある中で、ろ過循環方式を掛け流しを視野に入るなどの考え方で有効に使うための見直しは必要かもしれません。また、温泉掛け流しの施設でも温泉温度が非常に高温であるために水を加えて温度を下げている場合がありますが、温泉法にも明確な規定は無いようですが、加水による温度降下は望ましくありません。またランニングコスト(水道料金、排水料金等)の増加にも繋がります。加水を一切せずまたランニングコストを掛けずに温泉を冷却するシステムがあります。ご参考ください。

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