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レジオネラ菌の検査 弊社ではレジオネラ菌の検査も致します。 レジオネラ+一般細菌+大腸菌の場合¥15,000 (水質検査結果の報告書を発行いたします。但し、弊社は証明書発行事業所ではないので、検査証明書は発行いたしません) レジオネラ菌の検査は、掛け流し方式を採用している浴槽で、尚且つ毎日換水清掃を行なっている場合を除いて定期的に行い、記録を残しておく事が義務付けられております。 10CFU以下/100ml中 特にジェット・バイブラ装置の付いた浴槽はろ過循環のみの浴槽より検査回数も増やさなければなりません。
(詳細は各地の所轄の保険所に確認してください。)
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レジオネラ属菌とは | ||
レジオネラ症の原因となるレジオネラ属菌は、0.3〜0.9×2〜20μmの好気性グラム陰性桿菌で、通常は1〜2本の極毛によって運動し、多数の繊毛を持っています。 自然界の土壌中や淡水に生息し、他の細菌や藻類の代謝産物を利用し、またアメーバーその他の細菌捕食性原生動物に寄生して増殖します。
水利用設備には、土埃や補給水に含まれて混入すると言われ、ここで増殖し、菌を含んだ微細な水滴を人が吸入することによって、レジオネラ症に感染する場合があるとされています。
日本でもビルでの集団発生や、病院での院内感染が報告されています。
レジオネラ症防止のため、ビルや病院の冷却塔、加湿器、給湯設備、渦流浴設備などレジオネラ属菌の感染源となる水利用施設の適切な維持管理、菌の防除対策が求められています。
発育の至適条件はPHは6.8〜6.9温度は25〜43℃で、PH2.2、または温度50℃の環境で20分間生存します。
1個の細胞が2個になる増殖時間は大腸菌の15〜20分にくらべて非常に遅く4〜6時間かかります。
したがって培養法により集落を確認出来るまでに5日以上培養が必要です。
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レジオネラ菌の繁殖場所 | ||
レジオネラ属菌は繁殖環境としては、@ ろ過器、A ろ過循環配管、B 浴槽内、C 浴室内と言った順序と考えられております。
従いまして、浴槽内の残留塩素濃度を0.2〜0.4ppmの範囲に保つと言う条例がありますが、これに加えて、ろ過器の定期的な逆洗・高濃度の残留塩素による滅菌、循環配管(浴槽も含めた)の高濃度塩素殺菌、バイオフィルム除去等のメンテナンスが必要です。 また、ジェット装置、バイブラ(気泡)装置の付いている浴槽は更に厳重な滅菌管理が必要となっております。 温泉槽につきましても、基本的に60℃以上の温度をキープする、それが困難な場合は定期的な清掃消毒を行なわなければなりません。 |
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レジオネラ菌対策 | ||
浴槽のレジオネラ菌の滅菌方法はいろいろあります。 (オゾン、紫外線、銀イオン、塩素、二酸化塩素等) しかしながら条例にて、”浴槽運転中は浴槽内の残留塩素濃度を0.2〜0.4ppmの範囲に保たなければならない”という指導がある中では次亜塩素酸による滅菌、またはこれと他の滅菌方式の併用と言う方法を採らざるを得ないと言うことになります。 また、今のところ次亜塩素酸ソーダーによる滅菌方法がコスト的にも安価に出来るという点もあります。
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